GHOSTBUSTERS Proton Packの作り方(電気部品実装編)

GB Proton pack

リクエストがありましたので、電気部品の実装方法も紹介します。

電気部品の実装は、メンテナンス性を考慮しつつ好みに合わせてが良いと思いますが、私が工夫した箇所をいくつか紹介します。

 

1. 実装位置

電気回路編でもコメントしましたが、写真の様になるべく外装側に電気部品を実装する方法をオススメします。LED部品をマザーボード側に実装しようと思うと実装用の部品が大きくなって、重くなるので。

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スピーカーのみマザーボード側に実装するのがメンテナンス性の面でも良いと思います。スピーカーはコネクタで外装側と切り離す事が可能にするのが良いと思います。

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2. LED実装用部品

私は以下の様な部品を3Dプリンタで作って、LED部品を実装しています。

サイクロトロンLED実装用部品(※フローズンサマー版の例)

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ベントLED実装用部品(写真左)とパワーセルLED実装用部品(写真右)

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3. ロッカスイッチ

 主電源用のロッカスイッチは、プロップを真似てレバー式にしています。レバー部分(白い部品)は3Dプリンタで作成してます。下の写真は塗装前の仮組み状態。

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レバーを赤く塗った後、再度組み立て完成。

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4. 各部品の実装

Amplifierは、パックのクランクノブでボリューム調整できる位置に設置しています。変圧器は主電源スイッチとバッテリーの位置を考慮して配置。

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DFPlayer Miniは、ユニバーサル基盤上に3Vへの変圧器と一緒に配置。

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サイクロトロン側の部品配置はこんな感じです。ワンドのコネクタ側から来た配線は、メンテナンス性を考慮して、一旦、ユニバーサル基盤上に落として、コネクタ経由で各部品へ配線されています。配布されているプログラムの改造をしない場合は、Arduino Nanoもパック側に配置が必要になります。

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5. ホースコネクタ

ワンド側に繋がるホースの接続コネクタは、プロップ同様にきちんと信号が通る様にしました。信号本数を減らすためには機能を減らすか、Arduinoをワンド側に配置する必要があります。なお、私のGhostbusters 1or2のプロトンパックはLANケーブルとLANコネクタを使用しています。※Arduinoをワンド側に配置する方法は、プログラム修正ができない場合は選択しない様にお願いします。

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プロップは、4ピンのコネクタ(192922-1250, 192922-1310, 192922-1190)を使用している様ですが、4ピンだと回路的に足りないので、私は一回り大きい8ピンのコネクタ(192922-1260, 192922-1320, 192922-1200)を使用しています。(恐らく、プロップは音声回路が無いので、4ピンで実現可能なのだと思われます)

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6. バッテリーの実装

私はメンテナンス性を考慮して、ブースター内にリポバッテリーを入れています。この方式を使用する場合はブースターの排煙機構は組み込めません。

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ブースタープラグを捻って引っ張ると部品が抜ける様に作りました。

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こんな感じでバッテリーが入ってます。

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バッテリーケースはこの様な物を3Dプリンタで作成して、ブースターのパイプ内に入れてます。

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7. ワンド側の電気部品実装

ワンド側の部品実装の工夫点は、モーターとバーグラフ。モーターはClippardの中に入れるのがオススメ。3DデータをFusion360に読み込んで改造してます。バーグラフLEDはユニバーサル基盤に実装し背面に空中配線で専用ICを実装してます。

 

Do or Do not. There is no try.

ではでは、またね!

コメントや質問はXの@AB_PROPSにお願いします。

※今回の記事には、有料箇所はありません。

Posted by AB